産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が14、15両日に実施した合同世論調査で、野田佳彦内閣の支持率は36.0%で、前回調査(昨年12月)に比べ0.4ポイント増とほぼ横ばいだった。不支持率は52.4%(前回比0.8ポイント増)となった。首相は13日の内閣改造について「最善かつ最強の布陣」と強調したが、政権浮揚効果は支持率下落を食い止める程度に終わった格好だ。
政党支持率は、民主党が18.0%で、自民党の17.7%をわずかながら上回った。
今回の内閣改造と党役員人事への評価については、「評価できない」が46.5%で、「評価できる」(40.2%)を上回った。問責決議を受けた一川保夫防衛相と山岡賢次国家公安委員長の交代については75.7%が評価した。
消費税増税に前向きな民主党の岡田克也前幹事長を副総理兼社会保障と税の一体改革、行政改革担当相に起用したことについては、61.4%が「期待できる」と回答。「期待できない」(29.8%)を大幅に上回った。
ただ、新任閣僚の小川敏夫法相、平野博文文部科学相への評価は「期待できない」が上回り、とりわけ安全保障に関する「素人」ぶりが早くも露呈した田中直紀防衛相には「期待できない」が54.9%と半数を超えた。
社会保障と税の一体改革の素案については評価が分かれたが、首相が呼び掛けている与野党協議については、「野党は応じるべき」との回答が85.5%と多数を占め、「応じるべきでない」は9.3%にとどまった。
国会議員の定数削減や国家公務員の給与削減など「身を切るべき」課題に関しては「消費税増税前にやるべき」との回答が9割前後と軒並み高かった。
また、日本のリーダーにふさわしい人物として「大阪都構想」を提唱する「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長が21.4%と群を抜いており、政治の閉塞状況の中、強いリーダーシップへの期待感がうかがえる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120116/stt12011611460003-n1.htm
韓国民団の選挙協力という内政干渉に感謝する、民主党野田佳彦議員
野田佳彦改造内閣の発足を受けた、報道各社の世論調査が永田町に衝撃を与えている。
内閣支持率の多くが下落したうえ、最重要課題という消費税増税への批判も根強いのだ。
中には、内閣支持率が30%以下の「危険水域」に突入した調査も。
早くも閣僚の舌禍も炸裂している。野田首相が「最善かつ最強の布陣」と胸を張った改造だが、逆効果となったようだ。
「ご祝儀相場がないなど、考えられない…」
閣僚に仕えるベテラン秘書はこう絶句した。衝撃的な世論調査は別表の通り。
まず、朝日新聞では内閣支持率が29%(前回比2ポイント減)で、ついに「危険水域」に突入し、
不支持率も47%(同4ポイント増)に上昇した。読売新聞は支持が37%(5ポイント減)、不支持が51%(7ポイント増)。
JNN(TBS系)は支持が39・9%(4・4ポイント減)、不支持が58・7%(5・1ポイント増)。